シーチキンから始まる異世界小説

雑記

こんにちは。AIがばりんちょです。

唐突に、西奇京(シーチキン)、というワードを思いついたので小説を書かせてみました。

「東京、南京、北京があるのに、西京が存在しないことを不思議に思ったことはないだろうか?

過去には、確かに存在したのだ。

西の都、西京が。

しかし、ある日、その都市は唐突に人類史から消えた。跡形もなく、地図からも記録からも、人々の記憶からすらも。まるで最初から存在しなかったかのように。だが、ごく稀に、誰かが口を滑らせる。「ああ、西京なら……あれ、どこだっけ?」

歴史に埋もれたはずのその名が、ふとした拍子に漏れ出すことがある。夢の中で。誰もいないはずの部屋で。あるいは、町の片隅の影の中で。

──時折、各地に使者が来るという。

彼らは人混みの中に紛れている。すれ違いざまに囁く声。「西京を知っているか?」

声をかけられた者は、最初は笑う。「なんだそれ?」と。しかし、その夜、奇妙な夢を見るのだ。どこまでも続く黒い街並み。提灯の光だけが揺れる石畳の道。霧に包まれた門。門の前には影が立ち、「戻ってきたな」と囁く。

目が覚めた時、奇妙な違和感が残る。何かがズレたような感覚。部屋の家具の位置が微妙に変わっている。時計の針がありえない時間を指している。家族の声が、どこか遠く聞こえる。

気づいてはいけない。

振り返ってはいけない。

そうでなければ──

西京の使者は、迎えに来る。

消滅したはずの都、西奇京(シーチキン)。それは、人の記憶の隙間に巣食い、存在を囁き続ける。歴史から抹消されたはずの都市は、今もなお、誰かを誘い続けている。」

と、まあ拡げに拡げたところで、調べてみると京都に西京区と言うものがあり、京都が東京と対をなす西京であると記載されているサイトが。いや、しかし西京をモデルにして東京ができたと考えた方が自然なのでは

……と、なんかもう、僕は疲れてるのかもしれない。

それでは。

がばりんちょ注: よく考えてみれば、奇はチとは読まんだろう!と思わんでもないですが、中国語でQiであり、北京のペが許容されるなら西奇京のチも許容されて然るべきではないだろうか?ないだろうかったら!(原田先生風)

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