不定詞と動名詞

■不定詞
to 動詞の原型で表現される。3っの用法がある。

・不定詞の名詞的用法
~すること。

It is V to 不定詞 ~ : ~が不定詞するのはVだ。 という言い回しを覚える。
ex) It is fun to see you.  あなたを見ているのは楽しい。

S V O Cの文型で用いる場合、 S V it C to O という形に変形すること。
I found it fun to play succer. サッカーは楽しいと気づいた。

・不定詞の形容詞的用法
名詞 to 不定詞 ~する名詞

この用法で用いられる不定詞で、不定詞するための名詞という関係がある場合、
不定詞の後ろは名詞が脱落した形にしておく必要がある。

I have nothing to be afraid of. 恐れるものは何もない。
I want to something to sit on. 座るための何かが欲しい。

・不定詞の副詞的用法
~するために(目的) : I went to the park to meet him.
~して(感情の原因) : I am glad to see you.
~するとは(判断の根拠): This book is difficult to understand.
そして~(結果) : He grew up to be a doctor. / He lived to be 80.

結果に関しては熟語として覚えてしまうこと。
-only to V -結局のところVする
-wake up to find~ 目覚めると-と判る
grow up to be – 成長して-となる
live to be 年齢 [年齢]まで生きる
– never V -決してVしない

■不定詞の完了形
不定詞に使用している動詞が、主文の動詞よりも過去である場合(と考えられる場合)
have to 不定詞という形で不定詞を用いる。

ex)
He seemed to have come here. 彼はここに来たことがあるようだ。 ここに来たのはそう見えるの前。
He was said to have been idle. 彼は怠けていたと言われていた。 怠けていたのは言われていたの前。

希望や意図を表す動詞の過去形+have to不定詞の組合せでは、希望や意図が実現しなかったことを示す。
She expected to have married him. 彼女は彼と結婚したかった(ができなかった)
wished / hoped / wanted / intended / meant

■原形不定詞
原形不定詞とはto のない不定詞のこと。
知覚動詞、使役動詞の後ろでは目的語+原形不定詞という形をとる。

知覚動詞
hear / see / watch / look at / listen to / feel / find / notice / observe / perceive

ex)
I saw him run away. 彼が走り去るのを見た。

知覚動詞の後の原形不定詞は現在分詞に置き換えることも可能。
I saw him runnning away.

受け身の文では to不定詞を使用する
He was seen to run away (by me).

使役動詞 (~させるという意味の時だけ)
make / have / let / get / help

ex)
I made him go home.  彼を家に帰した。

受け身の文ではto不定詞を使用する。
He was made to go home (by me). 彼は家に帰された。

■動名詞
動詞ing を使用して、~すること という名詞の働きをさせる。

Playing volleyball is fun.
Riding bike is like riding bicycle.

■動名詞の完了形
動名詞部分が主文の動詞よりも過去の事を述べている場合、
having PP という形をとる。

He admitted having told me a lie. 彼は私に嘘をついていたことを認めた。 
嘘をついたのは、認めるよりも前の事柄。

主文が過去であることが前提。

■不定詞と動名詞の使い分け
主語の部分で空欄を抜かれて、選択肢に動名詞があったら多分それが答え。
前置詞の目的語としては通常動名詞を用いる。

不定詞しか取らない語でとりあえず覚えとけレベル
agree attempt decide desire determine expect fail hesitate hope
long manage mean negotiate offre plan prepare pretend promise refuse seek want wish
困ったらto不定詞は未来志向と考えてみる(ポジティブ)

動名詞しか取らない語でとりあえず覚えとけレベル
admit appreciate avoid consider delay deny descontinue enjoy finish imagine incude
involve mind miss ostpone practice quit resist risk suggest
困ったら動名詞は過去志向と考えてみる(ネガティブ)

不定詞と動名詞の両方を取ってかつ意味が違うもの
5っしかないので覚えておくこと。
stop / forget / remember / regret / try

悩んだら、動名詞は「~すること」という訳しかできないことを思い出すこと。
不定詞はこれから起こることを、動名詞が以前起こったことについて述べていることにも注目

stop
stop to- -するために立ち止まる I stopped to smoke. 煙草を吸うために立ち止まった。
stop -ing -することをやめる I stopped smoking. 煙草を吸うのをやめた。

forget
forget to- -するのを忘れる I forgot to meet him. 彼に会うのを忘れた。
roget -ing -したことを忘れる I forgot meething him. 彼に会った事を忘れた。

remember
remember to- -するのを覚えている。 I remember to do the work. その仕事をすることを覚えている。
remember -ing -したことを覚えている。 I remember doing the work. その仕事をしたことを覚えている。

regret
regret to- -残念ながら-する。 I regret to tell a lie. 残念ながら嘘をつく。
regret -ing -したことを後悔する。 I regret telling a lie. 嘘をついたことを後悔する。

try
try to- -に挑戦する I tried to play soccer. サッカーに挑戦する。
try -ing -試しに-する I tried playing soccer. サッカーをしてみた。試しにサッカーに挑戦した。

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