こんにちは。がばりんちょです。
台北で2か所の病院にかかったので、その時のメモを共有します。
過去のメモになるので、最新情報は必ず病院Webでご確認ください。
※「緊急時は別ソースを当たること」
この記事に記載されているのは体験談&メモレベルの情報です。
台安醫院 難易度低
海外旅行保険がかかっている場合
台安醫院国際特診センターがおすすめ。予約から診療、薬の受取まで日本語で対応してもらえます。しかも無料。オンラインで予約が可能。ほぼ時間ぴったりに診療開始。 ⇒ 超絶安心感があります。
ただし、診察の結果、慢性的な病気や長期間の治療が必要で6か月以上同じ治療をする場合、保険が効かなくなるので注意が必要です(期間は保険会社によるかもしれない)
特診センター予約
日本人用の予約フォームはこちら
(リンク切れの場合、Googleで「台安医院 特診センター オンライン予約」で検索)
予約した翌日に電話がかかってきます。今すぐに病院に行きたい時は、電話すれば日本語で会話可能です。
持ち物
- 海外旅行保険証と居留証
保険が使えない場合
受付料2,000元+診療+薬がすべて自費負担になります。台湾の保険証があっても国際特診センターでは使用不可。
私はアレルギーのような症状が出て、病院に通うことになったのですが、途中で保険が切れました。ちょっと検査して薬をもらって4,000元ちょっと。
「受付だけで2,000元は高い…」と言ってみたところ、台湾の保険証があれば保険が使え。先生にたどり着くまで、中国語で対応が必要だけど、最終的には日本語が話せる先生に診てもらえる。とアドバイスをもらいました。
一般外来の場合、台湾の健康保険が使えて、受付料金200元+診察料+薬代。だいぶ金額が違うので、チャレンジする価値があるかどうかは、切迫度と中国語力次第と思います。
一般外来予約
予約はここから。居留証と台湾の保険証がないと「国際特診センター」と同額とのこと。
私は結局一般外来では受診しませんでしたが、最終的に日本語ができる先生に診てもらえる安心感はありますね。初回は国際特診センターから予約を入れてもらうこともできるそうです。
持ち物
- 台湾の保険証と居留証
- 筆談するための紙とペン
台安醫院 場所
診療が終わったあとに元気があれば、病院を出て左へ徒歩1分の「王記府城肉粽」で、ちまきを食べるのが定番コースでした。
長庚醫院 難易度高 玄人向け
長庚醫院は台湾に何か所もあるのですが、私がかかったのは台北長庚医院。
基本的には「お医者さんと中国語or英語で話ができる人」のみ通院されることをおすすめ。(医者紹介のページを見ると、先生が話ができる言語が書いてある。そこで自分の話せる言語があればもちろんOK)
コミュニケーションに不安がある場合は、所属している会社やコミュニティで有名な病院に、同僚や仲間に付き添ってもらわないと、問診ができないため、思っている診療が受けられない可能性があります。
私は超苦労しました。
予約
以下のフォームから予約することができます。
何科を受診する科→どの先生にかかりたいかを選択する方式。
持ち物
- 台湾の保険証と居留証
- 筆談するための紙とペン
- 症状や何科の何先生にかかりたいかのメモ
- 折れない心
受診メモ
おおよそこんな感じでしたよ。というメモです。
初診表を書く
初診表を書きます。
1階の1番出入口から入って掛號に向かって一番左隣に初診表を書くところがあるので、机の下から表を取って初診表を記載。
受付をする
カルテを作ってもらいます。
番号札を取って受付の順番待ちをします。入口付近に発券機が置いてあるので、発券して待機。受付が沢山あるので、30番待ちでも10分以内くらいで順番が回ってきます。
「〜號,請到櫃台等你,謝謝」(〜番の方、受付へどうぞ)と音声が流れるので、自分の番号が聞こえたら、指定された受付へ行って初診表を提出します。
受付の人は中国語オンリー。私は自信がなかったので、「xx科xx先生にかかりたい」など、言いたいことを予め書いて持っていきました。
初診表に問題がなければ 「何科の何先生、何時、何番」と書いてあるピンクの紙が貰えます。
診察前に計測する
血圧と身長体重を計測します。
ピンクの紙に「血壓(血圧)、身長、体重」を測ってから、先生のところに行け。と書いてあったので、4階前棟「量血壓櫃台」へ。
入り口にある券を取って待機していると、その内名前が呼ばれます。
身長体重は測定台で同時に計測、機械に「脫鞋子,往前面」(靴を脱いで前へ)と言われる。日本と同じ方式なので、雰囲気で乗り切れるはず。
診療待ちをする
自分の受診する科へ移動します。
これで、ようやく受診待ち状態。受診予定の医者の診察室前の電光掲示板に自分の名前が出るので、診察室前で待機。
検査をする
検査がある場合、治療室で検査をします。
看護婦さんから渡される「検査表」が治療室の受付表になっているので、必ずもらってから移動する必要がある。
検査表は治療室入口で係員に渡す。検査をしてくれるお医者さんは英語が通じるけれど、受付の人は中国語オンリーなので注意。「外面坐一下」(外で待っとけ)、と「~量血壓~」(血圧測っとけ)だけわかればなんとかなる。
検査室の外に血圧を測る機械があるので、血圧を測って外で待機。
お金を払う
受付でお金を払います。
「收費」と書いてある紙を 貰った紙を初診表を提出したのと同じ 受付に提出してお金を払うと「領藥號碼」と書いてある、薬の受取の紙に領収のスタンプを押してもらえる
因みに初診の会計は660元だった。日本円だと2,400円位。
初診、検査1回、簡単な手術1回+薬6種でこの値段。
台安医院だと診療と薬で1.5万くらいだったので、苦労したかいはあった…かな。
薬を受け取る
薬をもらいます。
領藥號碼の欄に單號・雙號(奇数・偶数)と書いてあるので、そこに書いてある列に並びます。
薬局に行くと既に薬が用意されているので名前を言って受け取って終了!お疲れ様でした。
二回目以降
二回目以降の受診で予約を取っている場合は、いきなり受診する科の待合室に移動してOK。 (再度初診扱いになるときは不明、受付に行けば案内してもらえるはず)
診察室の前の電光掲示板の下の方に、カードが差し込めるスリットが空いているので、そこに保険証を差し込むと、USBメモリをPCに挿した時のような音が…。その後掲示板に自分の番号と名前が表示される。これで受付完了。
血液検査
面白かったのが血液検査。
血糖値を計測したい場合、日本ではご飯を食べたばかりだと 「後日、食事を取らずに来院してください」となりますが、この病院では、次回受診までの都合の良い日に再来院して、血だけ採ってください。という方式。手間いらずで良い。
この病院は土曜日も空いているので、採血のために会社を休まなくていいのも素敵。
長庚醫院 場所
診察が終わった後、元気があれば病院を出て左、すぐの信号を左に入ったところにあるおにぎりやでおにぎりとから揚げを食べるのが定番コースでした。から揚げが特に美味しいです。
最後に
中国語の先生が教えてくれた、地元の病院は「受付で健康保険証と居留証を提出→名前を呼ばれて診療開始」というシンプルな仕組みでした。
日本の町のお医者さんと同じ仕組で判りやすいし、何より診察までが早い。病気の内容によりけりですが、海外旅行保険が使えない場合、まずは地元スタッフから信頼できる&少しでも日本語ができるお医者さんのいる小さな病院を教えてもらうのが、一番楽だと思います。
病院にかからないに越したことはありません。健康に気を付けて素敵な台北ライフを送ってください。
それでは、がばりんちょが言いました!
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