台湾公式中国語検定TOCFL 申込方法解説!

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大家好。がばりんちょです。

3月7日にTOCFLを申し込んだのですが、やる気にスイッチが入らず困っています。さて、今日は台湾公式中国語検定である、「台灣華語測驗 TOCFL」の「閱讀/聽力測驗」受験方法についてまとめます。

TOCFLってなに?

概要

正式名称は「台湾華語測驗」で、中国語を勉強している外国人向けに作られたテストです。

台湾の国家中国語能力試験推進委員会による、中国語を母語としない人向けの台湾華語能力試験です。

http://tocfl.tecc.jpn.com/about/

種類

試験の種類は以下の3種類。
・リーディング(閱讀)/リスニングテスト(聽力)
この記事で紹介するテスト。
台湾受験の場合、試験は年に6回。PCを使用する試験で、試験後すぐに合否がわかる。本試験前にプレテストも年3回存在。本試験はCBT1,600元、CAT2,000元、プレテスト100元で受験可能。100元って思い切りが良すぎる価格で面白い。プレテストは初めて試験を受ける前に雰囲気を掴んでおくには良いと思います。CATとCBTは内部的な試験方式が少し違うらしいです。受験する側としてはあまり気にしなくていいんじゃないかな。…と思います。

2020/3/8追記:実際に受験してCATとCBTの方式はだいぶ違うとわかりました。

CBT:Computer Based Testing
問題用紙がPC上に表示されているというイメージ。受験バンドの難易度の問題しか出題されず(Band Bを申込んだならBand Bの問題しかでない)リーディングテストでは前の問題に戻ることもできる。パートごとに問題分の形式の説明がある。

CAT:Computer Adaptive Testing
回答者の回答に基づいて次の問題が選択される方式。回答者によって問題数が変化し、全体的には問題数が少ないことと、Bandを選択する必要がない(リスニングはBand A2相当、リーディングはBand B2相当という判定がありえる)点が利点ですが、序盤からBand C相当の問題が出題されて心が折れそうになったり、(Band A相当の難易度の問題も出る)リーディングでは前の問題に戻ることができない点が欠点かな。と思います。

前回受験から日が空いた方や、初めてTOCFLを受験する中国語学習者はCATを受験することで学習進捗把握ができそうです。逆に今まさに勉強しているところで、BandB取るぞ!とターゲットが明確な人はCBTの方が、受験中の手応えや、採点結果によって自身の進捗が理解しやすいかなと思いました。

CBTの場合、受験単位はBand A,B,Cの3種類。点数によってそれぞれのBandで「不合格」「ランク1合格」「ランク2合格」になります。例えばBand Aを受験すると、A1で合格の人と、A2で合格の人がいるということになります。CATの場合はBandを跨いで採点されます。

・ライティング(寫作)
中作文の試験。Band ABが年2回、Band Cは年1回のみ。日本ではやっていない試験なので、来年も台湾に駐在していたら受験してみたいなーと思ってます。

・スピーキング(口語)
会話の試験。Band ABが年2回、Band Cは年1回のみ。こちらも台湾受験のみ。

難易度

HSKは簡体字の中国語検定、TOCFLは繁体字の中国語検定、中国語検定とTECCは日本でやっている簡体字の中国語検定となっています。実際にHSKとTOCFLを両方受験した方の感想としては、TOCFL B2よりもHSK6級の方が難しかったという意見もあるようなので、あくまでも目安…ですね。

http://tocfl.tecc.jpn.com より引用

合格基準

以下のとおりBandによって合格基準が微妙に異なるので注意。今後基準が変わる可能性はありそうだけど、当日試験会場の壁にも貼ってあったので、困った時はそれが正ということで(これはCBTの採点表です。CATは別の採点表があります)。Band Cのリーディングだけ基準がやたら高いのはなぜ?

https://www.sc-top.org.tw/download/Issuance%20of%20Certificates%20Regulations.pdfより引用

受験の目処

中華圏に住んでいる人とそうでない人で目安が異なります。まぁ、そうは言ってもこの辺は時間勉強すれば合格するというものでもないですよね。個人的な体験談としては台湾駐在かつ職場では中国語は使わない条件で、1年経過後勉強時間300時間でA2、1年半経過勉強時間400時間でB1に合格でした。一応表に当てはまっているので標準的?な進捗だったのかも(表自体がだいぶ大雑把ですけどね…)

https://www.sc-top.org.tw/chinese/LS/test6.php より引用

勉強方法

TOEICのような公式過去問がないので、(見つけられていないだけ?情報求む!)公式サイトで配布されている模擬試験、各レベル3回分が全て!

個人的には以下のように活用しました。
1.普通に解いて答え合わせ
2.文法と知らない単語を覚える
3.リスニング問題は音声を聞いてスクリプトを書き出す

この、「3.スクリプトを書き出す」が、単語力、リスニング力共に一番試験対策としては良かったような気がしてます。知ってる単語じゃないと聞こえないし書けないし…実践と検証あるのみ。

因みに、この模擬試験、パソコンを使うことを前提に作られていて、リスニング模擬試験をやってみよう!と思うとサイトから音声(圧縮ファイル)をダウンロードして、解凍して…という手間が発生。空き時間にスマホで聞いて書き出す!という練習をするには極めて不便。
いろいろと探したところ、Papago遊學村さんが音声を公開してくれている。スーパーウルトラ超便利なので、感謝の気持ちを捧げながら活用するといいと思います。

Papago遊學村
https://www.papago-taiwan.com/tocfl/shiti_menu

申込方法

登録→申込→お金を払うの3ステップ

登録

まずはTOCFL公式Webにアクセス。画像は公式Webから拝借。先にユーザー登録が必要。ちょっとわかりにくいので紹介しておく。ユーザー登録が終わったら試験が登録できるようになります。

國內考試 → 線上報名
第一次使用系統請出冊

申込

試験には1人に1台パソコンが必要だからか、席数は少なめ。すぐにいっぱいになるので、申し込みは早めにしたほうが良い。申し込み後3日以内にお金を払わないと申し込みが失効するので注意!!逆に、申込しようとしたときに席がいっぱいでも、諦めずに見ていると自動キャンセル分が空いて申し込めることがある(と前任者は言っておりました)。
※公式Webにお金を払わないと3日後自動キャンセルされる旨が書いてある。…のだが、自分の場合は6日間システム反映しなかった。実際のところどのタイミングで反映するものなのかは不明。

お金を払う

試験の申込が完了する最後の画面で、QRコードが表示されるので、それを端末に入れるか、印刷してコンビニでお金を払う。コンビニのレジに並んで画面を見せれば理解してもらえる。

いざ受験!

受験の仕方

受験票に記載の場所に行けば受験できる。テストはパソコン上で完結するが、メモを取るための紙が支給される(今ところ毎回A4の紙)。メモは最後に回収されるけど、答案と紐づくわけではないので、好きなペンを持っていけばいいと思う。(ライティングのテストではそうは行かないと思うので注意)実際に受験した感想としては、そんなにメモる必要のある問題は無いし、長い文が出てきたときにキーワードをチラッと書く程度の時間しかないと思う。

カバンは入り口付近に置くように言われる。試験中にカバンを見ている余裕はないので、貴重品を持っていかないようにした方が良い。

試験官が開始の指示を出したあと、受験番号を画面で入力すると試験が始まる。試験開始時間は個人個人で若干差が出るが、リスニング問題はヘッドフォンで聴くので、特に聴きづらいということはない。音声の大きさは開始する前に調整できる(試験中にも調整できる)

合否判定

受験が終わると画面に点数が表示されるので、その場で合否がわかる。(上にも書いた通り、メモ用紙に点数をメモしても、出口でメモ用紙は回収されてしまうので、脳裏に刻む必要あり。カバンを取って退室して…の間に忘れそうになるんですよねぇ…)
合否がWebに反映するのに1ヶ月くらい。合格証書が送られてくるのにさらに1ヶ月くらいかかる。合格証書を手にすると気分あがりますね。次の試験のモチベーションになる。

合格するとどうなる!

まずは単純に嬉しい。更に台湾に留学する場合や外国人が台湾企業に入社する時には条件として使われたりするそう。

因みにB1合格をした直後の私は以下のレベル
・話す:「短い文章で言いたいことが言える…場合があり、相手が会話をする明確な意思がある場合に通じる…場合がある」

聞く:「相手がなんとか伝えたいという気持ちを遺憾なく発揮してくれる場合、たまになにを言おうとしているかわかる気がする」

同じB1でも、先輩は中国語で商談をして、取引先に中国語でメールを書いてと大活用しているわけで、TOEICと同じように、試験の点数と活用能力は別物ではあります。(その対策で作文と口述試験が作られたらしい)

申込・受験のトラブル

受験料を払い忘れて申込が失効した

受験料は申込後3日以内に納める必要があります。(お金を払う紙に期限が書いてある)期限切れになってしまった場合、 再申込をするためには事務局に電話する必要があります。実は前回お金を払い忘れてしまい、3日後以降自動的に失効したら再申込しようと待っていたのですが、5日経っても、申込画面で「申込済(已報名)」と表示されてしまい、再申込出来ず。6日目に事務局に電話して登録を一旦解除してもらうというイベントが発生。

おおよその会話はこんな感じ。
「テスト受けたくて申込したんだけど、お金払い忘れちゃった」
「名前と受験場所、受験ランクを教えてください」
「〜〜。」
「今申込を解除したのですぐに再申込してください」

申込画面を見ると、空席1になっていたので、すぐに再申込。電話でトラブルが解決できたことが何気に嬉しかったけど、わざわざするような体験じゃないと思う。

受験のとき、居留証を忘れた

Band Aプレ試験の受験時にうっかり居留証を持っていくのを失念。色が似ているから保険証を出しておけばごまかせるんじゃないか?と思い、しれっと保険証を出しておいたのだけど、試験開始前に普通にバレた(当たり前。

別室に連れていかれて、書類(名前とパスポート番号、電話番号)、顔写真撮影後、無事に試験を受けることができた。ただし、因みに、後で居留証を持って師範大学の事務局に行かないといけない(しかも平日)。行かないとおそらく受験したことにならないんだろうと推測。いずれにしても面倒なので忘れないことが肝心(当たり前

因みに、席に戻ったときに、別の係員から「時間を過ぎたのであなたはもう受験できません」と言われてびっくりしたけど、「あっちの部屋で受験OKって言われた!」と主張してことなきを得た…。ドキドキさせるぜ…。

その他

TOCFLは日本でも受験できる。日本のWebはこちら
受験費用は5,000円と書いてある。なんと台湾で受験するよりもお得。(1,600元(3.6円/元)の場合5,760円)駐在員であっても、帰省を絡めて日本で受験というのもいいのかもしれませんね。

それでは。がばりんちょが言いました!

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